タイトル:職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備

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概要

職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備 の電子ブックです。平成26年発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

●耐力壁と接合部の変遷1981年5月以前に着工した住宅は、必要な耐力壁量、耐震壁のバランス、適切な接合部金物等の採用などにおいて耐震性が低い可能性が高く、耐震診断を行った上で、根本的な耐震改修を行う必要がある。1981年6月~2000年5月に着工した住宅は、耐力壁のバランスや、接合部金物の不備など、耐震性が十分であるとは言い難い住宅が含まれている可能性が高いため、耐震診断を行い、耐震改修の必要性を判断したい。表3-3-2耐力壁と接合部の変遷アンカーボルト接合金物軸組と壁倍率注意事項◆1951年●1924年土三柱塗木木割同総2階建ての概念が公庫仕様建築基準法壁ずずり二柱寸ほとんどなかった。埋め込みボルト:「筋交いはボルト・か(りり又割同筋裏壁壁径13すがい・釘・その他金((は交り寸(返鉄1950埋込長:18cm物で堅結しなければし片両筋筋1981年以前の注意筋交交た年有面面筋す点間隔:2.7m内外ならない」と施工令で)))交き・耐力壁が少ない)規定。柱はかすがいで・耐力壁が偏っているとめる仕様が一般的。・接合部が弱い0.50.50.52248・床・屋根の剛性が1959~1969年◆1960年代以降筋交いの堅結に平金物が使われ始める。弱い◆1975年公庫仕様●1971年建築基準法11.531.534.56~1980年埋込長250mm/間隔2.7m内外,筋交耐力壁上端・面材耐力壁両側の柱付近、土台切れ◆1979年頃以降公庫仕様平金物などの金物が公庫で推奨され始める。部に設置◆1982年公庫仕様●1981年建築基準法接合金物の使用部位や壁量のバランスが品質にZマーク同柱が抜けないように建築基準法の規定に1981等品以上、配置にする補強の義務化ない。~土台切れ部・継手◆1988年頃以降1999追加公庫仕様2000年以前の注意年筋交プレートやホー点ルダウン金物(通し柱のみ)等の明示0.50.51235・耐力壁が偏っている・接合金物の使い方●2000年建築基準法2000年仕口や金物の仕様部位などを規定、品質は明らかで良質なものとされた。58