タイトル:職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備

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概要

職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備 の電子ブックです。平成26年発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

表3-2-2レベル別リフォーム工事の流れ営業調査計画1目的2範囲3調査方法と範囲4-1計画11)要望を聞き取り、リフォームの目的を整理する。2)要望や予算に応じて、工事内容をレベル1~5程度か絞り込む。3)調査・計画の準備をする。1)工事部分~建物全体の現況調査し、記録する。劣化補修が必要な箇所を把握する。※レベル3以上では年代別の注意も確認する。改修の意思を確認し、ヒアリングに基づいた計画に必要な図書作成のための、調査や確認を行い、工事内容を決定する。メンテナンス補修・修繕・交換模様替え性能向上既存長期増改築[依頼例]水漏れが起きている。腐った床が抜けた間取り/水廻り位置を変えたい仕上げの種類を変えたい段差が危ない。耐震性の不安部屋が寒い/暑い建物の延命や将来的な売買を考えている。バルコニー/車庫/EVを新設レベル1レベル2レベル3レベル4レベル5補修・修繕・交換劣化補修等新設防高耐齢火化性対能応耐震温熱劣化維持増改築等ヒアリング+住まいの健康チェックシートおよび図書準備の依頼工事個所の調査建物全体の劣化調査工事範囲の部分的な調査による劣化事象の確認・部位/寸法/材質等1建物全体のインスペクションによる劣化事象の確認(検査範囲)1)現場で足場等を組むことなく、歩行その他の通常の手段により移動できる範囲2)小屋裏や床下については、小屋裏点検口や床下点検口から目視可能な範囲(検査内容例)1)蟻害、腐朽・腐食や傾斜、躯体のひび割れ・欠損等2)雨漏り・水漏れ3)給排水管の漏れや詰まり等2建築年代よって耐久性や構造強度に注意が必要な事項を確認する。長期優良化事業の申請やかし保険へ加入する場合は建築士によるインスペクションが必要な点に注意。劣化回復の場合→「LV2」へ→「レベル2」へ計画に沿った図書作成等既存不適格計画のための調査の例:・設計図書との整合・段差や通路幅・断熱材の有無や仕様・鉄筋探査機による調査etc..新設工事の場合→「レベル3」へ→「LV3」へ性能向上の要望がある場合→「レベル4」へ確認申請が必要な場合→「レベル5」へ遡及適用の要否を確認増改築の規模を確認52