タイトル:職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備

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概要

職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備 の電子ブックです。平成26年発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

●資格制度の紹介と活用~増改築相談員~増改築相談員は、住宅リフォーム・紛争処理支援センターが定めたカリキュラムを、財団の承認を得た研修実施団体の研修会を受講後、考査に合格すると登録可能となる資格となる。登録人数は約15,000人となっている。しかし、増改築相談員の資格を持っていても、住宅リフォーム・紛争処理支援センターのホームページで紹介され、毎年度、都道府県などに資格者リストが配布されている以上には、現状はリフォーム市場で活かされていない状況にある。この為にも、研修を受けた増改築相談員であることを、積極的に住まい手に伝えることで、自ら利用し信頼性のある制度として定着させていくことも必要と言えるだろう。増改築相談員は、リフォームに関する基本的な相談から、既存住宅各部位の構造や造作を実情に応じて改修できる能力、さらには顧客との見積りや契約を進め、リフォーム工事に際してのきめの細かい対応まで指示できる能力が期待されている。登録証やステッカー、看板等を活用し、見た目に分かり易くすることも必要だろう。増改築相談員登録証・看板・ステッカーこの増改築相談員を、実は大手のリフォーム事業者などが営業職の信頼性の確保のために活用している事例もある。~マンションリフォームマネ?ジャー~1992年度に創設された住宅リフォーム・紛争処理支援センターの試験制度で、主にマンションの専有部分のリフォームで、依頼者の要望を実現する為にマンション特有の特約条件にも配慮してリフォーム内容を企画提案し、管理組合その他の関係者と調整しつつ工事管理(マネジメント)するために必要な知識と能力を認定する試験となる。図1- 4-3マンションリフォームマネージャーの役割19