タイトル:職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備

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概要

職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備 の電子ブックです。平成26年発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

●リフォームかし保険リフォーム市場が拡大する中、2010年からリフォームかし保険が開始され、適正な技術によるリフォーム工事が求められている。リフォームかし保険は、構造耐力上主要な部分及び雨水の侵入を防止する部分に関する工事が工事完了日から5年間、その他図1-4-2住まいの安心総合支援サイトより(国土交通省)の部分は1年間、工事箇所に万が一、欠陥が見つかった場合に、補修する費用を補填する保険となる。保険の加入の際は、必ず現場検査が実施され、検査回数は、工事の内容により異なり、構造躯体や屋根・外壁等の改修工事については、工事中及び工事完了時の2回、これ以外の工事については完了時1回の現場検査が必要となる。住宅瑕疵担保責任保険法人は、国土交通省が指定した保険法人5法人が指定されており、いずれも全国を対象に業務を行っている。●既存住宅売買瑕疵保険(個人間)中古住宅の売買時に住まい手の既存住宅売買瑕疵保険(個人間)リフォームかし保険安心を得るために、売買対象となる既存住宅に対し保険法人が検査1構造耐力上主要な部分1構造・防水5年を行い、構造耐力上主要な部分及保険期間5年2その他1年1構造・防水部分の施工時び雨水の侵入を防止する部分につ検査時期住宅引き渡し前2全ての工事完了時いて5年間または1年間、引き渡し後に万が一、欠陥が見つかった保険料7~8万円程度4~8万円程度パッケージ型保険1構造耐力上主要な部分/2雨水の侵入を防止する部分場合に、その欠陥を補修するため支払対象3給排水管路部分/4給排水・電気・ガス設備5リフォーム工事を実施した部分の費用を補填する保険がある。保険期間中古住宅売買と合わせたリフォ外の部分については1年)検査時期ームでは、支払い対象の区別のた事中)め、リフォームかし保険と既存住宅売買瑕疵保険(個人間)の2つに加入が必要で、これらの保険を組み合わせたパッケージ型保険も販売されている。保険料保険料10万円程度現在、リフォームかし保険や既存住宅売買瑕疵保険(個人間)のどちらも加入者が少ないのが現状である。しかし、加入することで国土交通省が指定した保険法人のホームページ上で、登録事業者として公開される事や、一部の消費者では不安の解消に向けてリフォーム保険に加入している事業者を探す傾向もあるため、是非活用を検討いただきたい。5年(ただし、リフォーム工事を実施した部分のうち、構造・防水以1住宅引き渡し前(リフォーム工事着工前)2リフォーム工事完了後(構造部分の新設・撤去を伴う場合は工リフォームかし保険は、工事事業者に加入を義務付けており、万が一、工事後に不具合が発生した場合に補修費用を保険でカバーできる。4~10万円の負担が発生することから、工事費用と照らし合わせて、加入が必要かどうか、施主と事前に協議したい。18