タイトル:職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備

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概要

職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備 の電子ブックです。平成26年発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

●住まい?の手の不安住宅リフォーム推進協議会が行った調査によると住まい手がリフォームを行う際に、不足していると感じている情報は、「費用の目安や積算基準」が全体の6割を占めている。「施工者の選び方、工期・手順・施工の注意点、事例、新築との工事費の差、要望に応えてくれる施工者の紹介」がそれに続き、リフォーム費用や施工者の信頼性への不安図1-3-1インターネットによる住宅リフォーム潜在需要者の意識と行動に関する第8回調査報告書(住宅リフォーム推進協議会)がうかがえる。これは、リフォームを手掛けている事業者の多くが体感的に感じておりその対応の検討を行っているが、その浸透に向けた手段が充分に取られていると感じている住まい手がまだまだ少ないのが現状と言える。一時期、リフォーム工事(特に外装工事や躯体に関係する工事)では、事前の見積もりは提出するものの最終的には、「壁をはがして中を見ないと工事金額の確定は出来ない」とした交渉を消費者と行っていた事業者も多数いた。これでは、消費者がこの工事がいくら掛かるのか不安になるのは当然だと思われる。この結果が、多くの消費者が「m2単価〇〇万円」「○○工事〇〇円」といった、定価型のリフォームを提案している事業者の選択へ流れていった要因の一つと考えられるのではないだろうか。●施?工業者の探し?とし方と依頼した事業者住宅のリフォームを行った消費者を対象に調査を行った結果、リフォーム施工業者を探した方法は、「知人からの紹介」が最も多い結果となっている。「以前から付き合いのあった業者」も多く挙げられており、安心や信頼が得られる施工業者が求められている。また、図1-3-2住宅リフォーム行った際の業者の選択方法(重複回答あり)平成24年度住宅市場動向調査(国土交通省)「業者の直接セールス」「折り込み広告」などもリフォームを思い立つきっかけとなっている状況がうかがえる。また、「インターネット」は1割程度となっている。ここで、注目したいのは「付き合いのある業者からの事業者の選択」に関して、12