タイトル:職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備

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概要

職人・工務店のための長期優良住宅化リフォームマニュアル 構造 外部 内部 設備 の電子ブックです。平成26年発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

■すでに契約してしまったリフォームを取り消せる条件とは1.重要なポイントについて、事業者が事実と異なることを告げた場合2.不確実な情報を、あたかも確実であるかのように事業者が断言した場合3.施主にとって不利益なことを、わざと隠して説明しなかった場合4.訪問販売などで退去を求めたのに、営業マンが居座り続けるなどした場合5.勧誘されている場所(営業所など)から消費者が退出したがっているのに、拘束し続けた場合■上記の条件を、最近の裁判所が判断した実例などにあてはめてみましょう1.頑丈な家なのに「このままでは家が傾く」などと嘘をついて契約を迫られた。2.まだ施行が決まっていないのに「法律が変わることになりました」と不確実な情報を営業トークに使って新しい設備の導入を迫られた。3.住宅ローンの金利が将来あがるかもしれないのに、不利益な事実を告げないで変動ローンや短期固定ローンをあたかも低利でトクかのように断言した。4.契約書に記入するまでいつまでも家のなかに居座って、消費者を困惑させた。5.リフォーム会社や営業所で説明を受けていて、帰ろうとしてもなかなか帰らせてくれなかった。5)契約前の重要事項説明契約にあたっては、最小限、「施工の範囲(設計図書に記載)、工事代金とその支払方法・支払時期、施工期間、保険の加入」などについて施工業者と施主で確認したい。また、確認申請を伴う工事などの場合は、建築士法の重要事項説明についても注意する。100