タイトル:職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編

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概要

職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編 の電子ブックです。平成27年度発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

図61給湯一次エネルギー消費量(熱源機比較、太陽熱温水器なし)(MJ/年))(全国木造住宅生産体制推進協議会住宅省エネルギー技術設計者講習テキスト平成25年省エネルギー基準対応、p22)給湯機の種類は、上記のようにその熱源によってガス給湯器、石油給湯器、電気温水器、電気ヒートポンプ式給湯器(エコキュート)、ハイブリッド型の電気ヒートポンプ・ガス式給湯器(エコジョーズ)があります。また、ガスや石油給湯器には、通常品と潜熱回収型の高効率のものがあり、それぞれ給湯専用タイプ、追炊き機能付き、追炊き・お湯張り機能付きがあり、以下の特徴を持っています。1)給湯専用タイプ最もベーシックなタイプの給湯器で、お湯が冷めた場合は、給湯温度を高くして熱いお湯を足すことでお湯の温度を上げることができます。機能が少ない分、低価格な商品が多くあります。2)追い焚き機能付きお風呂のお湯が冷めてしまった場合も、湯量はそのままで追い焚きが可能で、最初にお風呂に入る人と最後に入る人で時間が空いてしまう場合は、便利な機能です。3)追い焚き・お湯張り機能付き追い焚き機能に、お湯張り機能が付加されたタイプで、現状ほとんどこのタイプとなっています。お風呂のお湯が追炊き口から供給され、一定量溜まると自動的に給湯がストップします。浴槽に蛇口が必要なくなるなどのメリットもあります。また、その給湯器の設置の仕方により、ガス給湯器には、『据置設置型』『壁掛設置型』があり、その他のものは、ほとんどが『据置設置型』となりますが、電気温水器、電気ヒートポンプ式給湯器(エコキュート)、ハイブリッド型の電気ヒートポンプ・ガス式給湯器(エコジョーズ)は、原則貯湯層を持っているので、本体以外に半畳ほど130