タイトル:職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編

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概要

職人・工務店のためのリフォームマニュアル 計画立案編 の電子ブックです。平成27年度発行 編集・発行 全国建設労働組合総連合

3-8冷暖房、給湯機器の更新(1)冷暖房機器の基礎知識1冷暖房機器の種類暖房機器については、部分間欠型と連続運転型暖房ともに様々な種類がありますが、冷房が可能な機器は、電気式エアコンにほぼ限られます。したがって、まず、電気式エアコン(以下エアコンという。)について述べます。部位別計画の立案リフォーム計画の立案(エアコンの耐用年数)図56エアコンの買替年数(一般世帯)(内閣府消費動向調査.H27.3)図57エアコンの買替理由(一般世帯)(内閣府消費動向調査.H27.3)2015年までのエアコンの一般世帯における買替年数を見ると、ほぼ10年~11年の間で、平均すると11.1年となっており、最も多いその買替理由となっているのが、故障であることから、エアコンの耐用年数は、ほぼ10年~11年の間と見てよいでしょう。エアコンは、6地域(H25年省エネ基準)の標準的な住宅の一次エネルギー消費量でみると以下のようになり、容量可変型のコンプレッサーを使用した省エネ型のものが最も省エネ性能を持っていますが、価格も高くなりますが、運転コストは少なくなります。また、100Vより200Vの機種の方が効率が高くなりより運転コストは少なくなります。給冷湯暖機房器の更新図58エアコンの標準的な住宅の一次エネルギー消費量(6地域)(全国木造住宅生産体制推進協議会住宅省エネルギー技術設計者講習テキスト平成25年省エネルギー基準対応、p21)127