タイトル:職人・工務店のためのリフォーム現況検査手順書 第Ⅰ章、第Ⅱ章、資料編

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概要

職人・工務店のためのリフォーム現況検査手順書 第Ⅰ章、第Ⅱ章、資料編 の電子ブックです。平成29年度発行 編集・発行 一般社団法人 全建総連リフォーム協会

[住まいのメンテナンス・点検・補修のサイクル]第Ⅰ章住まいのお手入れの必要性■防蟻(シロアリ対策)防蟻処理(定期的な薬剤散布)■屋根<下地のリスク>●定期的な期間(5年に1度)の薬剤散布によりシロアリ駆除を行います。(年)0 5 101520 2530薬剤散布薬剤散布薬剤散布薬剤散布薬剤散布薬剤散布●下地材は仕上げ材の葺き替えに合わせて葺き替える。●築15~20年でアスファルトルーフィングの粘性が失われる。粘性が低下すると釘穴から止水性能等が低下し、防水性能が低下下地材(アスファルトルーフィング940等)JIS A6005する。●主な劣化要因は、熱・酸など、仕上げに損傷があると紫外線による劣化も生じる。※現在のJIS仕様になったのは2001年。※改質アスファルト(ゴムアスも含む)と昔のアスファルトルーフィングの劣化の目安は同じ。JIS A6008※劣化しにくさは製品のグレードによる。30年以上の高耐久製品もある。修理する場合は全面葺き替えの必要あり051015202530通常業務が営業活動へ劣化葺き替え●屋根ふき材が何であっても、谷部(入入隅隅とと流流れ壁れ際壁)は際)は通しの通しの金属金板属で板作で成作し、成し、同材同で材塩で葺塩きを葺行きをうか、アスファルトルーフィング行谷部0 5 10 15 2025 30(入隅・流れ壁際)修理する場合は葺き替劣化葺き替ええの必要あり■屋根<仕上のリスク>051015202530粘土瓦JIS A5208地震後や瓦のずれがある場合は雨漏りに注意。躯体の変形などが生じている場合は詳細調査。補修プレスセメント瓦等(厚型スレート)住宅屋根用化粧スレート(コロニアル)塗覆装鋼板葺き(ガルバリウム鋼板等)051015202530塗替え塗替え葺き替え051015202530シーリング塗替え葺き替え■ベランダ・バルコニーFRP防水修理する場合は全面葺き替えの必要あり●トップコートは5~10年で劣化する(ウレタン系の場合、塗装と同程度か摩耗によりさらに寿命が短い)051015202530トップコート再防水トップコート0 5 10 15 20 25 30手すり壁の笠木シーリング塗替え交換■外壁窯業系サイディング●窯業系サイディングのシェアは、1980年は25%、2013年78%。0 5 10 15 20 25 30葺き替え葺き替え張替シーリングシーリングシーリング金属系サイディング(ガルバリウム鋼板等)●雨掛かりでは雨によりほこりなどが洗浄されるが、雨掛かりが少ない箇所で塵に水分が溜まり錆が生じやすい。0 5 10 15 20 25 30シーリング葺き替え張替シーリングシーリング※詳細情報は、添付資料―5―