タイトル:職人・工務店のためのリフォーム現況検査手順書 第Ⅰ章、第Ⅱ章、資料編

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概要

職人・工務店のためのリフォーム現況検査手順書 第Ⅰ章、第Ⅱ章、資料編 の電子ブックです。平成29年度発行 編集・発行 一般社団法人 全建総連リフォーム協会

が、新しい取組みのご説明に是非お伺いしたいのですが、ご都合はいかがでしょうか?」といった感じです。●訪問日程が確定した後の準備訪問の日程が確定したら顧客カードの情報を確認し築年数に応じた要点検ポイントを確認しておきます。お客様の住宅についてはしっかりと把握していることを示す事が重要です。「訪問してから確認する」といった姿勢は、何度もの訪問が必要になる可能性もあり避ける必要があります。確認の必要がある部位は、部位別・素材別のリスクアセスメントの資料を添付しますので、ご確認下さい。住宅の維持管理計画を作成するために、使用している建材の耐久年度・補修の方法を纏め、各建材の属性に沿った部位・使用建材の耐久性と補修方法を纏めたものをリスクアセスメントとしています。リスクアセスメントとして、概要を纏めたものを添付資料に掲載します。また、お電話をした際にお客様から気になる点などが出てきた場合は、その部位の点検をする必要があります。点検用の検査用具等の準備も必要です。また、初回訪問の際に確認等の作業を行う可能性があるため、最低限以下の検査用具を用意しておきましょう。第Ⅱ章顧客訪問に向けた基本的な手順と事前準備【準備しておくべき検査用具】・筆記用具(簡単な図面作成ができるように)・コンベックス(5.5m以上で折れにくいもの)・カメラ(動画機能有…撮り忘れ予防を兼ねて、動画が撮れるもの)・工具セット(ドアの建付けの不具合など、その場での処置が可能なものは対応)・レベル測定器・懐中電灯・スリッパ(必ず「訪問用スリッパ」を持参するようにします)・検査ロッド(高所・狭所といった見にくい箇所の検査時に使用することを説明)・打診棒(モルタルやタイル仕上の場合に使用)・脚立お客様からの不安が住設機器であった場合は、関連する住設機器のカタログ等の準備もしておくと話も早く進む可能性があります。―27―