タイトル:職人・工務店のためのリフォームマニュアル《見積り編》

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概要

職人・工務店のためのリフォームマニュアル《見積り編》 の電子ブックです。平成28年発行(ver1.0) 編集・発行 全国建設労働組合総連合

7.協?業者単価リストをつくる-21現場監督の作業を把握する○調査・ヒアリングは、誰が(社? or監督)どのくらいの時間を掛け?うのか調査・ヒアリングは、原則として監督が行うこととして、調査・ヒアリングに費やす時間は、半日(4時間)その報告書作成は半日(4時間)を基本とします。○計画案作成・説明は、誰が(営業or監督)どのくらいの時間を掛け?うのか計画案の作成とその説明は、原則として監督が行うこととして、計画案の作成に費やす時間は半日(4時間)、計画案の説明に費やす時間は半日(4時間)を基本とします。○出来型の確認は、(社? or監督)どのくらいの時間を掛け?うのか工事完了時の出来型の確認は、原則として監督が行うこととして、費やす時間は少量工事では終業時の30分、一連の工事では、工事量に応じて2時間から半日(4時間)を基本とします。○現場の養?、搬入品の受領は誰が?うのか・工事に先立つ現場の養生は、原則として監督が行うこととして、工事に必要な機器や材料などの搬入品の受領は、その工事の作業者が基本として行うこととします。受領に先立ち、監督は、何(品物名と仕様)がいつ(何時に)どれだけ(数量)入ってくるのか事前に伝え、作業者は、その内容を確認しサインを行い、受領書を監督に渡すこととします。・工事を始める際は、監督と作業者が同時に対象の住宅を訪れ、工事の規模の大小に依ることもありますが、原則的には音を発生させる場合や足場を掛け塗装を行うなどの場合は、近隣への挨拶を行い、その後必要な場所の養生を行います。この時間は、半日(4時間)を基本とします。・養生を行う部分は、機器や材料の搬入路となる部分を対象として玄関ポーチ(床のみ)玄関、廊下、階段(何れも床壁部分)の必要な部分とします。・養生に使う材料は、各社の通常使用している材料で構いませんが、決まっていない場合は、床用は発泡樹脂シート(3×6×t3 5回転用)、壁用はプラベニア(3×6×t3 10回転用)とします。塗装および左官の養生材は、作業者持ちとします。・樹脂シート等の養生材は、跡が残らぬように、養生テープで留めつける。養生が工事期間中に外れたりしている場合は、作業者がその補修を行うこととします。・工事に使う資材は、作業者が当日持ち込むことを原則としますが、配送を伴う大型の資材等については、作業時間内であれば作業者が受領し受領書を取扱説明書と共に監督に渡すものとします。その梱包材については作業者が持ち帰ることを原則とします。74