タイトル:職人・工務店のためのリフォームマニュアル《見積り編》

ページ
58/162

このページは 職人・工務店のためのリフォームマニュアル《見積り編》 の電子ブックに掲載されている58ページ目の概要です。

「このページを開く」か「最初のページを開く」で、ぞれぞれのページが開きます。

概要

職人・工務店のためのリフォームマニュアル《見積り編》 の電子ブックです。平成28年発行(ver1.0) 編集・発行 全国建設労働組合総連合

5外壁についての考え方透湿・防水シート・透湿防水シートは、熱と紫外線により劣化し、強度及び耐水圧が低下するので、外壁の張替え時に確認し必要ならば張替えを行う。紫外線だけでなく構造用合板や通気胴縁の防蟻防腐材に依り防水性をなくす可能性がある。・防水性の劣化は、タイベックの公表値では30年で1.5kpaで13.7kpaを保持しておりJISの初期値(10kpa)より高い。JIS A6011※ブチルテープの油分による膨潤、モルタルのアルカリによる溶解により防水性能が低下することもある。0 10 20 30修理する場合は通気層▼▼▼▼▼▼再施工の必要あり劣化張替え先張り防水シート(開口部)JIS A6005/JIS A6008・サッシ固定の安定性を考慮して、改質アスファルト系のシートが用いられる事が多い。シートが劣化している場合は張替える必要があるが、サッシを外さないと張替えできないので、大工事となる。0 10 20 30▼▼▼▼▼▼劣化張替えシーリングJIS A5758・一般的な外壁のシーリング材の耐用年数は5~10年程度※アクリル系は従来一般的に使われていたが、耐久性が5年程度と低くウレタン系やシリコン系が多く使用されている。0 10 20 30▼▼▼▼▼▼▼劣化打替え打替え打替え窯業系サイディング・窯業系サイディングのシェアは、1980年は25%、2013年78%。JIS A5422金属サイディング(ガルバリウム鋼板等)JIS A6711モルタル塗0102030▼▼▼▼▼▼▼塗替え塗替え張替えシーリングシーリングシーリング・雨掛かりでは雨により埃等が洗浄されるが、雨がかりが少ない箇所で塵に水分がたまり錆が生じやすい※金属系サイディングのシェアは、1980年は10%、2013年10%0102030▼▼▼▼▼▼▼シーリング塗替え張替えシーリングシーリング・モルタル塗のシェアは、1980年は60%、2013年8%JISR5210等壁102030▼▼▼▼トップコートトップコート補修▼▼▼▼▼▼基礎トップコートトップコートトップコートタイル張(乾式)JIS A5209JIS A5557・地震等による目地の損傷が生じた場合は剥離や水の浸入に注意する。※全国タイル工業組合のQ-CATの組合せの場合、自動で13年の保証となる。(2009年以降)0102030▼▼▼▼地震後や剥離箇所があり、雨漏りが生じている場合は下地の不具合に注意する補修タイル張(圧着)JIS A6711・地震等による目地の損傷が生じた場合は剥離や水の浸入に注意する。・白華や粉吹き、剥離が生じている場合、雨水の浸入に注意0102030▼▼▼地震後や剥離箇所があり、雨漏りが生じている場合は下地の不具合に注意する補修▼54