タイトル:職人・工務店のためのリフォームマニュアル《見積り編》

ページ
22/162

このページは 職人・工務店のためのリフォームマニュアル《見積り編》 の電子ブックに掲載されている22ページ目の概要です。

「このページを開く」か「最初のページを開く」で、ぞれぞれのページが開きます。

概要

職人・工務店のためのリフォームマニュアル《見積り編》 の電子ブックです。平成28年発行(ver1.0) 編集・発行 全国建設労働組合総連合

こうなると、顧客が見るのは、工事部位の数や工事面積、金額といった数字で表された部分になります。一般的には、相見積もりの場合、数字に大きな違いがあれば事業者に確認が必要とは言われていますが、価格の隔たりで金額が高い事業者に対して不信感を持ち確認を怠る消費者も多くいます。このような場合に備え、自社が採用した工法の説明からその意味や工事範囲の算出の根拠等、提出の際に説明が必要です。この時、工事説明書や仕様書の提出を行いましょう。作業を怠る事で、失注を招くことがないよう注意が必要です。参考1:軽微なリフォームを行う際の工事内容や範囲の説明について設備機器の入替えや軽微なリフォームを行う際に、現状検査を行う際に、必ず現場の写真を、違う角度で複数枚撮影しましょう。見積り提示の際に、図面を起こすのではなくこの写真を印刷し、工事個所を記入して、使用する建材の資料添付することで、分かりやすい説明資料になります。図面での表記より、お客様にとってより分かりやすい資料になるでしょう。18