タイトル:職人・工務店のためのリフォームマニュアル《見積り編》

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概要

職人・工務店のためのリフォームマニュアル《見積り編》 の電子ブックです。平成28年発行(ver1.0) 編集・発行 全国建設労働組合総連合

見積基書本作的成なの考え方このヒアリングでは、不満や疑問だけではなく、要望もいただきました。見積書作成の参考にもなりますので紹介します。○工事や設備などに性能や機能の表記を入れてくれると検討がしやすい。これは、一部の見積書に使用建材や工事内容のグレード表記があり、予算の都合で変更を検討する際の参考情報として有効だと評価されたものと思えます。一部の事業者では、見積書に表記した工事や住設機器に対して、仕様やグレードを上下させた場合の金額を参考情報として表記されています。結果的に、提案内容の説明が行いやすく、お客様の理解を得やすくなっているようです。○対象となる工事の必要性(優先順位)の記載が欲しい。これも、一部見積書に工事の内容に関する必要性の優劣の表記があり、必要な工事か、工事した方が良いのか考える資料として有効と評価されたようです。それぞれの工事にあたって、本来要るものなのか、良かれと思って付けてくれている工事なのかが分からないとの意見が多数あり、予算オーバーした場合にどの工事ならあきらめることが出来るか判断できる資料として有効かと思います。それが、結果的に無理な値引きに繋がることがなくなる要因の一つになる可能性があります。15