タイトル:職人・工務店のためのリフォームマニュアル《見積り編》

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概要

職人・工務店のためのリフォームマニュアル《見積り編》 の電子ブックです。平成28年発行(ver1.0) 編集・発行 全国建設労働組合総連合

5住まい?の不安住宅リフォーム推進協議会が行った調査によると住まい手がリフォームを行う際に不足していると感じている情報は、「費用の目安や積算基準」が全体の6割強を占めています。「施工者の選び方」「工期・手順・施工の注意点」がこれに続き、リフォームの費用や施工者への信頼性への不安がうかがえます。これに対しては、リフォームを手掛けている事業者の多くが体感的に感じていて、その対応の検討を行っていますが、その浸透に向けた手段が充分に取られていると感じている消費者がまだまだ少ないのが現状でしょう。【図7.住宅のリフォームを行う際に不足していると感じる情報】※住宅リフォームの意識と行動に関する調査(住宅リフォーム推進協議会)一時期、一部のリフォーム工事(外壁張替・躯体に関連する工事等)では、事前に見積書の提出は行うものの最終的には、「壁をはがして中を確認しないと工事金額の確定はできない。」とした交渉を消費者と行っていた事業者も多数いました。これでは、消費者が、工事に対する不安を持つのは当然と言えるでしょう。その対策として、全建総連では住宅築年度別の基本仕様から現状を推測する資料として「職人・工務店のためのリフォームマニュアル」を「部位別リフォームマニュアル」や「計画編」を作成していますので参考にしてください。8