タイトル:REFORM COMPLIANCE MANUAL リフォーム事業者に求められるコンプライアンス

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概要

REFORM COMPLIANCE MANUAL リフォーム事業者に求められるコンプライアンス の電子ブックです。一般社団法人 全国住宅産業地域活性化協議会

計画住宅用火災報知機の設置に注意する事例消防法下水道法1.住宅用火災報知機の設置についての注意点○市町村の火災予防条例によって居室や台所等への設置が義務づけられている場合があるため、各地域の消防署に設置位置を確認します。○住宅用火災報知機を正しい位置に設置します。設置場所を確認する1キッチンをリフォームする2間取りを変更して居室を作る・消防法で、「就寝に供する居室及び直下階に通ずる階段」に住宅用防災警報器又は住宅用防災報知設備の感知器の設置が定められています。・都道府県や市町村の火災予防防止条例により、「台所」「居室」への設置が定められている場合があります。設置場所に合った警報器の種別を選択する1間取りを変更し・消防法令で寝室や階段室に設置が義務付けられているのて寝室を作る。は煙を感知する(煙式)住宅用防災警報器又は住宅用防災報知設備の感知器です。関連法令・寝室:消防法施行令第5条の7第1項・住宅用防災警報器、住宅用防災報知設備の感知器:住警器等規格省令第2条第1号、第2号2キッチンをリフォームする・台所や車庫などで、大量の煙や湯気が対流する場所等では、周辺温度が一定の温度に達すると音や音声で火災の発生を知らせる熱式(定温式)が適しています。正しい位置に設置する1キッチンをリフォームする2間取りを変更して居室を作る3エアコンを設置・(天井に設置)法令で定められている壁、梁、エアコンなどからの離隔距離を確保します。・(壁に設置)法令で定めている天井からの離隔距離を確保します。※販売メーカーが取り決めている設置不可能な箇所(浴室、吊り下げ照明の直上など)があるので事前に確認します。住宅用火災警報器(設置する住宅の部分)●寝室・・・すべての寝室が対象(子ども部屋などでも、就寝に使用する部屋は設置)。●階段・・・寝室がある階の階段(避難階を除く)。※寝室が3階にある場合は、1階の階段に設置(すでに2階の階段にあればなくても可)。※寝室が1階にあり、3階に居室がある場合は、3階の階段に設置(すでに2階の階段にあればなくても可)。※1つの階に7 m2以上の居室が5部屋以上ある場合は、その階の廊下か階段に設置。●台所や全ての居室・・・市町村の火災予防条例で設置義務の有無を確認します。29