タイトル:工務店経営と住宅の維持管理業務から発生するリフォーム提案

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工務店経営と住宅の維持管理業務から発生するリフォーム提案 の30ページ目の概要です。

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概要

2020年 工務店経営と住宅の維持管理業務から発生するリフォーム提案 研修報告書 の電子ブックです。発行:愛知県建設団体協議会

(2)技能者評価と事業者評価全ての建築技能者の登録を目指し事業が進められています。技能者の登録に際しては、事業者がカードリーダー等を現場に設置し就業履歴を蓄積する必要があることから、事業者登録も必要となります。また、レベル評価に関しては、各専門工事業団体において検討が進められていますが、大工技能者の評価に関しては、住宅産業主要8団体で能力評価機関が設置され進められています。尚、レベル4の資格要件の一つである登録建築大工基幹技能者についても8団体が窓口となり講習が進められていきます。図2-11技能者評価に関する全体イメージ図(3)技能者評価告示の中で「建設技能者」とは、「建設キャリアアップシステムに登録された者を言う」とされておりその評価は就業履歴(経験年数)や技能者の資格より4段階での評価を行うことが示されています。レベル1は、建設キャリアアップシステムに登録した技能者で、レベル2から4までの判定を受けていない技能者とされています。登録しなければ建設技能者ともみなされません。また、これから始まります外国人就労者は、すべて登録が義務付けられます。レベル2は、一定の就業日数と「丸のこ等取扱作業者安全衛生教育」と「足場の組立て等作業従事者特別教育」の取得が要件となっています。レベル3は、一定の就業日数と「職長・安全衛生主任者教育」の受講を原則とし、他に建築作業に係わる複数の資格が求められます。レベル4も一定の就業日数の他に、登録建築大工基幹技能者や優秀施工者国土交通大臣顕彰等の受賞者が対象となります。大工技能者について言いますと経験年数や資格ほのかにも技術・技能的や出来栄えなどについて評価は、後で記述いましますが、必要に応じて各社で検討する必要があると考えます。?28?