タイトル:工務店経営と住宅の維持管理業務から発生するリフォーム提案

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工務店経営と住宅の維持管理業務から発生するリフォーム提案 の167ページ目の概要です。

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概要

2020年 工務店経営と住宅の維持管理業務から発生するリフォーム提案 研修報告書 の電子ブックです。発行:愛知県建設団体協議会

断熱設計発泡プラスチック系断熱材基本P044断熱材の種類特徴ビーズ法ポリスチレンフォーム押出法ポリスチレンフォーム硬質ウレタンフォームポリエチレンフォームフェノールフォーム・独立した気泡構造を持ったボード状の断熱建材・水や湿気に強い・金型による成形品のため、自由な形に仕上げることができ、板、筒など様々な製品が製造されている・外断熱工法に適したボード状の断熱建材・水に強く、耐湿性があるため、基礎や土間床の断熱にも使用可能・微細な独立気泡で形成された断熱材・気泡には、熱伝導率が小さいガス(空気の1/3)が含まれている・ボード状に加工された製品のほか、施工現場で直接吹き付けて使用する現場発泡品がある・細かな独立気泡で発泡した耐吸湿・耐吸水性の高い断熱材・柔軟性があるため、すき間なく施工することが可能・床・壁などのほか、屋根や屋上、配管カバーなど、断熱・防水と用途も多彩・独立気泡構造を持つボード状の断熱建材・130℃までの使用に耐える耐熱性がある・防火性にも優れ、炎があたっても炭化するだけで、煙や有毒ガスはほとんど出ない断熱設計断熱材の特徴1繊維系断熱材1)透湿抵抗が小さい(水蒸気を通す)ので、防湿層の施工が必須2)水にぬらさない水を含むと断熱性能が低下する3)繊維の中に適度な空気を含み断熱性能を発揮する押し込みすぎや、隙間があると断熱性能が低下する2発泡プラスチック系断熱材1)大半のものは透湿抵抗が大きく(水蒸気を通しにくい)、防湿層の施工が省略できるただし、一部には透湿抵抗が小さいものもあるので要注意2)直射日光(紫外線)に当たると劣化する場合がある3)火気に触れると燃える製品がある溶接・溶断には注意が必要4)有機溶剤、石油類に侵される製品がある注)透湿抵抗が小さい発泡プラスチック系断熱材・硬質ウレタンフォームのうち、JISA9526(建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム)A種3に該当するもの?165?