タイトル:工務店経営と住宅の維持管理業務から発生するリフォーム提案

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工務店経営と住宅の維持管理業務から発生するリフォーム提案 の13ページ目の概要です。

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概要

2020年 工務店経営と住宅の維持管理業務から発生するリフォーム提案 研修報告書 の電子ブックです。発行:愛知県建設団体協議会

3.工務店の形態(1)工務店の売上規模工務店とは、住宅用語大辞典によると「一般に工務店とは、比較的狭い営業エリア内で地元に密着した活動を行っている建設会社のこと。伝統的な木造軸組工法を得意とする工務店が多く、基本的には自由設計で、建築主(施主)の好みや条件に合わせ設計してくれるのが特徴だ。」また、「建築条件付き土地」の分譲を行っている工務店も多い。いずれも、地域密着型のため、何か困ったことがあった場合にも素早い対応が期待できる。」記載されています。年間の売上高も1億円未満の工務店が60%を占め、2億円未満となると77%を占めています。また、新築着工数も1~4棟が63.4%となっています。図1-10工務店の年間売上売上高21.921.315.917.814.8売上高5.4N=1,662~3000万円未満3000~6000万円未満6000~1億円未満1億円~2億円未満2億円~5億円未満5億円~10億円未満10億円~20億円未満20億円~50億円未満50億円~100億円未満100億円以上1.90.90.100 5 10 15 20 25%出典:平成28年度工務店実態調査アンケートより(2)工務店の生い立ち工務店の成り立ちにおいては、多様です。従来の工務店は、大工技能者が親方のもとから独立し一人親方として起業、その後、見習いを育成し、職人を雇用し、規模大きくなるに従い現場監督、設計担当を置くなどしてきました。図1-11例1:大工棟梁が事業主イメージ図事業主が兼務設立時事業主+現場管理者+若人+大工職人外注大工大工専任の配置事業主が兼務経理専任の配置設計・営業?11?