タイトル:リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法-

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概要

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3-4工事内容の説明不足に起因するクレーム事例工事内容の説明が不足していたことに起因するクレームは14件ありました。クレーム事例より説明不足1リフォーム工事に伴うリスクの説明不足・戸建住宅でバリアフリー改修した床と既存床で2.5mm段差が生じ、クレームとなった。・外構の花壇を解体し、地上部分で露出した箇所をはつりセメントで補修したが、数か所に1mm程度のひびが入り、補修しないと工事代金を支払わないとのクレームとなった。・戸建住宅でやり直し工事した階段に2~3mmの隙間ができ、クレームとなった。第2章実際のクレームと対処法2工事範囲やリフォーム後の変化の説明不足・屋根をガルバニウムに交換したが、降雨時の騒音、結露による天井の水シミ、柱の歪みで建具上部に隙間ができたとクレームが入り、原因調査したがクレームが続いている。・戸建住宅の畳の浮きと床鳴りの補修で、床鳴り部分のみ床板を張替えたがその他の部分の床鳴りが残ったことがクレームとなり、床板を全面張替えることとなった。・戸建住宅の水回りリフォームで、キッチンや洗面台の高さを施主の背に合わせて設置したが、ドアノブは普通の高さのため使いにくいとのクレームが生じた。・屋根の塗替えで、遮熱塗料を使用したが近隣より落雪がひどいとのクレームとなった。・マンションリフォームで、UBを広げたので押入れの奥行きが狭くなり、一般の奥行より狭く押入れに布団が入らないとのクレームを受けた。3できるといってできなかった。段取りが悪い・マンションリフォームで住んだまま施工できると、担当者が施主に伝えてあったが、実際は工事範囲が大きくなり仮住まいが必要となった。・施工前にマンションの理事会に申請が必要な鍵の申請を忘れ、1か月かかるため引っ越し予定日に間に合わないためクレームとなった。?1~3を「説明不足」で解説75