タイトル:リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法-

ページ
71/148

リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法- の71ページ目の概要です。

各ボタンで、目的のページを開いてください。

概要

リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法- の電子ブックです。

(参考)スラブの遮音性と面積の関係基本的に、生活音のクレームは足音など重量衝撃音に関するものが多いため、床材の性能の他、既存スラブの厚みにも注意が必要です。下表は、日本建築学会の「建築物の遮音性能基準と設計指針スラブ厚、スラブ面積と重量衝撃源に対する等級の目安」より、集合住宅の遮音等級1級(L-50)以上の部分を塗りつぶしています。面積が小さく(小梁等で囲まれている)、スラブ厚が厚いほど遮音性能に優れています。重量床衝撃音レベルを下げる主な対策としては、スラブコンクリートの増し打ちなどで重量を増したり、カーペットなど柔軟な仕上げ材を施工することが考えられますが、GL工法や中空ボイド、配管処理による音の伝搬など様々な騒音発生の原因が考えられるため、事前の調査が大切です。スラブ厚スラブ面積(m2)(mm)1215202530354045120L‐55L‐60L‐60L‐65L‐65L‐65--130L‐55L‐55L‐60L‐60L‐65L‐65L‐65-140L‐50L‐55L‐55L‐60L‐60L‐65L‐65L‐65150L‐50L‐55L‐55L‐60L‐60L‐60L‐60L‐65160L‐50L‐50L‐55L‐55L‐60L‐60L‐60L‐60180L‐45L‐50L‐50L‐55L‐55L‐60L‐60L‐60200L‐45L‐45L‐50L‐50L‐55L‐55L‐55L‐60230-L‐45L‐45L‐50L‐50L‐55L‐55L‐55250--L‐45L‐50L‐50L‐50L‐55L‐55第2章実際のクレームと対処法67