タイトル:リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法-

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概要

リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法- の電子ブックです。

クレーム事例より工法の理解不足-1[既存下地の調整、フローリング材の注意点]仕上材の特性や施工要領の確認不足、防水や断熱工事の検討不足など工法への理解不足のため生じたクレームでは、下地調整や設備工事など、工事ごとに複数の類似した事例がみられます。ここでは、工法の理解不足の類似事例を、「既存下地」「フローリング材」「設備工事」「雨漏り・漏水」に分類し、事例と対応する解説を記載しています。2下地の補修を前提としていなかったため施主との齟齬があった事例・クロス張替えリフォームで、工事後、既存下地の状態が悪かったため仕上がりに凹凸ができ、補修を求められた。・マンションのリフォームで、既存スラブに不陸があったため、改修した直貼りフローリングに最大20mmの不陸があり、建具が傾いていることでクレームとなった。第2章実際のクレームと対処法?「既存下地の調整」で解説3材料(フローリング)の施工法等に不備があった事例・戸建て住宅リフォームの施工直後から3年間、フローリングの反りが解消しないため、メーカーと販売店が立合い調査を行ったが、メーカーからは補償が必要な不具合だが自社の責任はないと連絡がきて対応に苦慮している。・戸建て住宅リフォームで、メーカーと施主が立合いしフロア工事のクレーム状況を確認し、製品説明書と施工が違うことが判明したため、施主から再工事を要求され、元請から再工事費用は下請の責任とされた事例。?「フローリング材の注意点」で解説43