タイトル:リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法-

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概要

リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法- の電子ブックです。

はじめにインターネット上に挙げられたリフォームに関するクレームや弁護士への相談内容を213件、ランダムに抽出しその内容を、リフォームを受注する大工・工務店の立場で分類した。リフォーム工事に直接関係するもの(124件)として「予測が難しいクレーム」17件(14%)、「予測可能なクレーム」107件(86%)の2つに分類され、その他として「リフォーム工事に直接関係しないクレーム」89件があった。第1章では、工務店の技術者や技能者が日頃から心掛けておくべきクレームへの心構えを解説している。第2章の2-1では、「予測が難しいクレーム」について、そのクレームの実態を明らかとするとともに、予測することは難しいが、こうした状況にどのような予防措置が考えられるかを解説する。2-2では、「予測可能なクレーム」として、工事の受注、工事計画の策定、工事中に行うべき内容について解説する。しかし、実際のリフォーム工事は、綿密な調査や綿密な計画を、個別対応で行えば行うほど経費が高くなり、受注機会を損なうことにもなり、難しい部分も多々ある。最終的には、施主との信頼関係になるわけだが、それが少しの配慮が足らないために瓦解しクレームとなった事例もみられる。2-3は、「リフォーム工事に直接関係しないクレーム」について、どのようなものがあるかの概要のみを解説するにとどめる。