タイトル:リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法-

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概要

リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法- の電子ブックです。

3-2事前に近隣へ工事説明や工事許可等を行っていなかったことに起因するクレーム「工事の挨拶や告知がなく作業にクレームが生じた事例」が4件、「工事説明がなく近隣住人が不満を抱いた事例」が2件、「事前に告知せず隣地使用しクレームが生じた事例」は4件、合計で10件でした。隣の住戸を破損してしまったり、設計変更が生じた事例もあります。クレーム事例より近隣への挨拶・隣地使用1工事の挨拶や告知がなく作業にクレームが生じた事例・戸建住宅のリフォームで、近隣から挨拶もなく工事をするなとクレームが入り工事中断が起きたり、細い私道への荷下ろしのための駐車にクレームが入った。・工事中、近隣店舗の前で荷下ろしのため駐車したため、店員から写真を撮られ業務妨害とクレームがついた。・隣戸に挨拶を行わず屋根と外壁の改修工事をしたことから、怒りを買い、隣家から外壁に入ったひびの補修、瓦の破損のクレームが入った。第2章実際のクレームと対処法2工事説明がなく近隣住人が不満を抱いた事例・数年間続く大規模リフォームを行っているマンションで振動でめまいがするようになった住人から、終了日を訊ねられたがあいまいな回答しかしなかった。・賃貸マンションのリフォームを行っている隣住戸の住人が騒音のため、工事終了日を訊ねたが回答があいまいだった。?1、2を「近隣への挨拶」で解説3事前に告知せず隣地使用しクレームが生じた事例・リフォームのため、脚立をかけたところ、隣戸からクレームが入り工事中断し、換気口の位置をずらすことを要求された。・足場業者が、隣地に勝手に機材を運び込んで作業したため、クレームが入った。・リフォーム中に、職人が隣家の屋根に足をかけた。隣家が施工会社に破損の損害賠償を求められ、工事が中断した。・戸建住宅の外装リフォームの足場が、隣戸の屋根に一部かかることを隣戸に事前の説明をせずに施工しようとしたため、事後に破損した場合の誓約書など作成した。?「隣地使用」で解説31