タイトル:リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法-

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概要

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2-2工事費に関するクレーム工事費について、事前に了承を得たがクレームが生じた事例は、7件でした。工事内容への不満から返金や値引き要求があった事例が3件、支払拒否が4件、7件のうち4件が追加工事に関連するクレームでした。クレーム事例よりサービス工事・追加工事費1工事費について、事前に了承を得たがクレームが生じた事例・併用住宅のリフォームで、工事完了後、施主から他社見積りとの比較や仕上げイメージの違い、既存物の破損などを理由に残金の値引きを要求された。・戸建て住宅のリフォームで、見積書・契約書通りの工事費で支払いを受けた8か月後、施主から高いと返金要求をされた。・工事完了後、請求書を発行したが、クレームが入ったなどの理由で発注者である不動産会社が支払をせず、別の施工会社にやり直し工事を依頼し差額を振り込むと一方的に伝えられた。・リフォームの追加工事が多く、完了時に金額をまとめることとして、追加がある都度見積や仕様の確認をとっていたが、完了時に2カ月分累計で100万円の支払を拒否された。・店舗リフォームで、契約図書で変更は追加工事になると記載していたが、施主からの再三の現場変更により、工事が遅延しオープン日が遅れたため、施主から契約解除され、工事費の残金や追加工事費の支払いはない上、違約金を要求された。・マンションの内装リフォームで、施主の要望で高くなった仕様について見積で了承を得ていたが、請求額で減額を求められた。・戸建て住宅のリフォームで、施主の立会いの上工事完了確認書を得ていたが、その後追加工事の要求が度々発生し、契約分の工事残金を施主が支払わない。第2章実際のクレームと対処法?「サービス工事・追加工事費」で解説21