タイトル:リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法-

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概要

リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法- の電子ブックです。

2-1工事騒音に関するクレーム騒音に関するクレームは、工事騒音に関するものと、生活音に関するものがあり、特にマンションリフォームでは、ここにあるように予測が難しいクレームも出てきます。工事騒音に関するものでも、「工事条件を順守したが、クレームが入った事例」が7件、「工事条件が締結されたか不明な状況でのクレーム」が3件でした。クレーム事例より工事騒音、工事条件1工事条件を遵守したが、工事騒音へのクレームが入った事例・改修予定のマンションの下階住人から提示された工事条件(音に耐えられないので、引っ越し先の用意・1週間前までに通知・窓が開けられないので冷房費の補償)が過剰で、契約の辞退を申し入れた。・マンションリフォーム中、近隣から、工事条件より短い時間での施工を求められ、クレームが入るたびに工事が中断し、結果として工事が遅延した。・マンションの下階住人が、工事騒音に対し新たな時間制限など工事条件を提示し、施主が受入れ、工事が遅延したが、遅延に関する費用は出なかった。・工事期間中の工事に関係しない騒音について、マンションの下階住人がクレームを出し、工事外の休日の既製家具の組立てを中止した。・マンションリフォームで、工事条件を守り工事をしていたが、上階住人から子供が騒音と振動でぐずり眠れないなどのクレームが入った。・マンションの住人が、外装大規模リフォームの工事騒音で疾患が悪化し入院したため、午前8時半からの作業を、12時に変更するよう提案された。第2章実際のクレームと対処法2工事条件が締結されたか不明な状況でクレームが入った事例・空室だった賃貸マンションのリフォームで、隣家から工事騒音のクレームが入り、大家と隣家との決着がつくまで工事が遅延した。・マンションの隣戸から、工事騒音で家族の疾病が悪化したとクレームが入り工事が中断し、再開の見込みが立たない。・以前から、施主とマンションの上階住人とで、生活音やごみ捨てなどトラブルがあった中で、リフォームの工事騒音のクレームが入った。?1、2について「工事条件」で解説17