タイトル:リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法-

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概要

リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法- の電子ブックです。

1.クレームの概要1-1抽出したクレームの内訳抽出した事例を、住まい手が工務店等に発注した工事に直接関係するものを「リフォーム工事に関するクレーム」とし、不動産取引や庭木の剪定などの近隣住人同士のトラブル、賃貸物件の原状回復工事などを「リフォーム工事に直接関係しないクレーム」に分類し集計しています。「リフォーム工事に関するクレーム」は、工事条件を遵守した(遵守したかどうか不明な場合も含む)場合や、見積書や立合確認書などで、施主の了承を得ていたが生じたクレームを「予測が難しいクレーム」とし、工務店やリフォーム会社のミスや能力不足により生じたクレームを「予測可能なクレーム」としています。内訳は次の通りです。リフォーム工事関連リフォーム工事に直接関係しない・予測が難しいクレーム17件124件・予測可能なクレーム107件(58%)・不動産の取引に関するクレーム31件・倒産後事業継続計画がない3件89件・その他の工事に関係しないクレーム(近隣トラブル、(42%)55件賃貸トラブル等)1-2リフォーム工事に関するクレームの内訳「予想が難しいクレーム」が14%、「予想可能なクレーム」が86%であり、クレームのきっかけとなった要因別にみると、「現場管理の不徹底」に関するクレームが最も多く相談されています。予測が難しいクレーム予測可能なクレーム・工事騒音に関するクレーム10件17件・工事費に関するクレーム7件(14%)・契約内容が不明確なことに起因するクレーム8件・事前に近隣へ工事説明等を行っていなかったことに起因するクレーム10件・契約前の工事内容の検討不足がクレームに発展32件・工事内容の説明不足に起因するクレーム10件・現場管理の不徹底によるクレーム36件・悪徳リフォームに関するクレーム11件107件(86%)14