タイトル:リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法-

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概要

リフォームに関するクレームの実態 -心構えと対処法- の電子ブックです。

4-1不動産取引に関するクレーム不動産取引に関するクレームは31件でした。下記に主なクレーム事例を抜粋しています。1.不動産の取引に関するクレーム1不動産会社のクレーマーの存在を隠した告知による事例4件2不動産会社が建物性能を偽った事例3件3不動産の売買の手続きや契約内容に関するクレーム4件4埋設管等の調査が不十分であった1件5購入物件の不具合を不動産会社が隠し、売主も不動産会社も補修しない2件6物件購入の事務手続きにミスがある2件7販売図面や契約図書の記載ミスがある2件8不動産会社が施主に話していたリフォームローンが実在しない。1件9施主の個人的な保険の見舞金の利用を、管理組合が勝手に施工会社に話した1件10売主が行ったDIYリフォームについて説明がない1件11売主と買主の要求が食い違う3件12工事が可能な建物か(競売物件で買い手なし、文化財登録されそう)わからない3件13その他4件31件第2章実際のクレームと対処法1不動産会社がクレーマーの存在を隠した告知をした事例・以前から下階住人と騒音トラブルがあったマンションで、不動産会社がリフォームし買主が入居後、下階住人が天井から床を叩いたり、誰もいない間も音がなっているとクレームが入り、10回以上警察沙汰となった事例。等2不動産会社が建物性能を偽った事例・賃貸の一室について、子供が飛び跳ねても大丈夫なつくりだと不動産会社が説明していたが、電話や会話しても筒抜けで近隣から苦情がくる事例。等3不動産売買の手続きや契約内容に関するクレーム・賃貸の戸建住宅で、前の家主が多頭飼いしていた犬の臭いがでてきた。自費で補修したがにおいがきつい。事前に聞いていれば借りなかった。等4埋設管等の調査が不十分であった・自宅敷地に埋設水道管が奥の旗竿敷地と4軒で共同使用していることが分かった。隣家から水の出が悪くなるので入浴時間を配慮するようクレームがついた。107