タイトル：2019年 既存建物の現況検査手順

概要

2019年 既存建物の現況検査手順 の電子ブックです。

共通築年数～5～10～15～20～25～30○○補修の判断基準腐朽の範囲に応じて、補修を提案します。接合部や耐力壁など耐震に関わる部分は、耐震上支障がないように補修を提案します。（※1）（※2）築約25年以上の場合、その他の改修の要望を確認します。今後の住宅の活用期間の予定に応じて、補修を提案します。※1劣化箇所の近くの外装や内装に、水しみ痕がある場合、関連がないか注意します。※2目視できない部分に腐朽、蟻害等の可能性がある場合、仕上げ材等を解体する調査を含め、補修の提案をします。２.検査方法建物の構造に安全上の支障が生じていないか、軸組の目視・触診調査を行います。軸組の状況は、小屋裏点検口や床下点検口から、確認可能な範囲で目視や触診します。点検口から離れた位置が腐朽している場合、小屋裏に侵入しての調査やカメラ付き伸縮棒などを使用した調査を行います。（画像出典）a.国総研資料第975号共同研究成果報告書木造住宅の耐久性向上に関わる建物外皮の構造・仕様とその評価に関する研究第Ⅸ章-ｐ26、2017、国土交通省国土技術政策総合研究所構造基準研究室b.国総研資料第975号共同研究成果報告書木造住宅の耐久性向上に関わる建物外皮の構造・仕様とその評価に関する研究第Ⅵ章-ｐ2、2017、国土交通省国土技術政策総合研究所構造基準研究室―95―