タイトル:2019年 既存建物の現況検査手順

ページ
98/156

2019年 既存建物の現況検査手順 の98ページ目の概要です。

各ボタンで、目的のページを開いてください。

概要

2019年 既存建物の現況検査手順 の電子ブックです。

詳細5腐朽1床下点検口から確認可能な土台、根太、床束等を対象とします。2小屋裏点検口から確認可能な柱、梁、小屋組等を対象とします。3床板、鴨居など上記以外の木質部分を対象とします。1.劣化事象の判断基準小屋裏点検口や床下点検口から、柱や梁などの軸組の腐朽を確認した場合に詳細を記載します。aカビ木部に白カビや黒カビが発生している状態です。b手でほぐれる木の繊維が容易に手でほぐれる状態です。aカビ築5年。屋根断熱の住宅で通気経路、防湿層が施工されておらず、小屋裏の棟頂部にカビ腐朽が生じている。b手でほぐれる左)褐色腐朽。繊維に直行する方向のひび割れが多数生じ、手でつぶすと粉状になる。右)白色腐朽。繊維方向に剥離するような形態になる。―94―