タイトル:2019年 既存建物の現況検査手順

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概要

2019年 既存建物の現況検査手順 の電子ブックです。

内装2-4壁仕上タイル張壁の仕上別に確認します。1.劣化事象の判断基準次の事象を確認した場合に、チェックシートの記号を丸で囲みます。aひびタイルにひびが入っている状態です。記号aとあわせ、あてはまる状況を丸で囲みます。b浮き・はらみ主に湿式のタイル壁に生じます。打診用ハンマーで叩くと打撃音が変化する状態です。浮きが進行し面が盛り上がっていたり、膨らんで見える状態を「はらみ」といいます。cはがれ・欠けタイルがはがれ落ちている状態です。dエフロレッセンス(白華現象)主に湿式のタイル壁に生じます。モルタル中の成分が白いアクとなって流れ出て表面に沈着している状態です。記号dとあわせて、あてはまる枝番を丸で囲みます。[d1]うすい:施工直後に発生し、白いアクの流出の色が薄い、水洗いで落ちる。[d2]濃い:白いアクの流出の色が濃く、通常の水洗いで落ちない。aひびひびの入ったタイル―68―