タイトル:2019年 既存建物の現況検査手順

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概要

2019年 既存建物の現況検査手順 の電子ブックです。

【1】アポイントメント・告知1.アポイントメント前章のように、訪問約束の電話連絡の注意点を配慮し、早朝・食事時間・相手が仕事をされている場合は、出勤前・帰宅直後も避けるように、連絡します。あらかじめ連絡可能な時間、電話やメールなど希望する連絡方法を訊ねることをお勧めします。2.告知お客様に、現況検査に伺う前のアポイントで、以下の内容をお伝えします。検査の意図・流れ前章のとおり、取り組みについて説明を行い、検査終了後の報告方法や検査の費用等について説明します。検査の範囲建物の外部から内部へ(外装→内装→設備)、主に目視で検査を進めます。お客様が断られた部屋は無理に見ないという立場をとり、調査できなかった部分について報告書に明記します。○事前に伝えることが望ましいこと・床下や小屋裏に入る検査も行う場合があること。・ガス会社や電気保安協会などの法定点検を受けた時期、点検結果のお知らせがあるかどうかを伺うこと。留意事項次の内容をお客様に伝えます。・壁の中など隠れた部分や見えにくい部分について、傷みが発見できない可能性があること。・雨天の場合、建物外部の検査が難しいため、延期すること。・現況検査の内容は劣化箇所の写真なども含めて、記録すること。所要時間の目安長くても2~3時間が目安です。いくつか現況検査をこなしてみて、実際の時間を伝えるようにします。訪問予定日・検査担当者・問い合わせ先訪問予定日は、1か月から少なくとも1週間以上前までに、決めるようにします。お客様のスケジュールの都合に合わせて、希望の日時を尋ねます。また、検査を行う担当者、問い合わせ担当者もお伝えします。※案内状に記載している場合はその旨を話します。―2―