タイトル:2019年 既存建物の現況検査手順

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概要

2019年 既存建物の現況検査手順 の電子ブックです。

基礎2基礎のコンクリート・モルタルコンクリート・モルタルを対象とします。1.劣化事象の判断基準次の事象を確認した場合に、チェックシートの記号を丸で囲みます。aひび幅0.3 mm以上のひびを対象とします。記号aとあわせて、あてはまる状況を丸で囲みます。[a1]ひび幅0.5 mm以上:幅0.5 mm以上のひびがある。b欠けひび割れや浮き・はらみが進行してモルタル・コンクリートがはがれ落ちていたり、欠けている状態です。記号bとあわせて、あてはまる状況を丸で囲みます。[b1]深さ20 mm以上:深さ20 mm以上の欠けがある。cさびが出ているひびからさび汁が出ている状態です。※コンクリから突出した結束線や換気口のさびによるものは除きます。蟻害蟻道など基礎の周りに茶色の泥の道が出来ている状態です。換気口付近やデッキ下など日の当たりにくい場所に発生しやすい現象です。詳細を「詳細記入欄」に記載します。a.ひびひびの入った基礎b.欠けc.さびが出ている床下浸水から2年後、基礎のひび割れからさび汁が出た。塩害処理、ひび割れ補修などが行われた。―40―