タイトル:2019年 既存建物の現況検査手順

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2019年 既存建物の現況検査手順 の142ページ目の概要です。

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概要

2019年 既存建物の現況検査手順 の電子ブックです。

2.報告書の作成「現況検査結果報告書」に総合判定を記入します。○現況検査結果報告書1提出日年月日2現況検査結果報告書検査太郎様邸所在地〒検査日年月日本報告書は、補修が必要だと思われる劣化事象・設備の動作異常が認められたか否か等を表しています。詳細については、次頁以降の各部位別の報告書を参照してください。総合判定備考外装内装外装全体のメンテナンス時期築年数年早急に対応が必要な事象□足場が必要□全体の補修総合判定内装全体のメンテナンス時期早急に対応が必要な事象総合判定交換時期をむかえた設備機器3設備法定点検・特定保守点検の有無□法令による点検が必要です。早急に対応が必要な事象総合判定構造腐朽蟻害□専門事業者による詳細検査が必要です。その他45会社名〒住所・連絡先TELmail担当者1提出日:提出日を記入します。2検査対象:検査した住宅の住宅主、住所、検査日を記入します。3総合判定:次の情報を記入します。(メンテナンス時期)築年数もしくは改修の年数からのメンテナンス時期。(早急に対応が必要な事象)建物の劣化に影響がすぐに出ないと考えられる部分は、早めに補修をした方がよいと思われる劣化事象の有無と、その補修方法の提案。(法定点検・特定保守点検の有無)ガス設備、電気設備、特定保守製品の点検の有無。(総合判定)メンテナンス時期、補修の必要な劣化事象の緊急性の有無、足場の設置など、条件を考慮し補修時期や方法の提案します。4構造、腐朽、蟻害:構造上の安全性や雨水の侵入に関わる劣化事象の詳細を記入します。雨漏りや蟻道等、継続して建物に害を及ぼす症状は、緊急に補修の必要がある個所として報告します。5会社名等:会社名、住所、連絡先、担当者名を記入します。3.報告書の説明「現況検査結果報告書」と「チェックシート」を、内容説明と同時に提出します。報告した内容を、住まい手が理解できるよう簡単なコメントを付け報告します。必要に応じて劣化状況の写真も提出します。建物の構造や生活に支障がない症状で、経年的な劣化等が現れている部分は、チェックシートに記載してある旨を説明します。提出する報告書が建物の管理記録となるので、住まい手自身による保管を依頼します。また、今後の再調査時に状況把握をしやすくなるため、自社でも保管する旨を伝えます。―138―