タイトル:現況検査手順書

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概要

現況検査手順書 の電子ブックです。平成30年2月発行 編集・発行 循環型住宅ビジネスモデル協議会

5給湯器1.動作確認の判断基準動作確認を行い、異常の有無を「□」にチェックします。下記の異常例に該当する場合は、記号を丸で囲みます。※参考:ガス給湯器の使用中止が必要な異常の例(大阪ガスによる注意喚起)・機器の一部に変色や変形があったり、穴があいている。・排気口付近に、黒いすすの付着が目立つようになった。・点火しにくいときや、種火が消えてしまうときがある。・使用中に不快な臭いを感じたり、気分が悪くなった。・運転中の音が大きくなったり、異常な音がするようになった。・熱いお湯が出なくなったり、おふろが沸くまでに時間がかかるようになった。その他、「排気筒が外れている」「排気筒の周辺が囲われている」「給気口がつまっている」などの異常がみられる場合は、製造元への確認を行います。2.補修の判断基準~5築年数~10~15~20~25~30補修の判断基準共通動作に異常がある場合、製造元等の問合わせ対応が必要です。劣化事象がある場合、交換の提案をします。○再施工10年超築10年前後、もしくは再施工から10年前後の場合、交換を提案します。(※1)○○築約25年以上の場合、設備リフォームの要望を確認します。今後の住宅の活用期間の予定に応じて、改修を提案します。3.検査方法※1給湯器は、消費生活用製品安全法により設計上標準使用期間以内(法定)の点検が製造者に義務づけられている。製造所の算定により、ほとんどの給湯器の標準使用期間は10年と設定されている。動作確認、不具合についてのヒアリングを行います。設備機器本体の劣化事象は目視で確認します。【設備】補修の判断基準―83―