タイトル：現況検査手順書

概要

現況検査手順書 の電子ブックです。平成30年2月発行 編集・発行　循環型住宅ビジネスモデル協議会

2-1キッチンの水回り1.動作確認の判断基準水栓の動作確認を行い、異常の有無を「□」にチェックします。下記の異常例に該当する場合は、記号を丸で囲みます。Aつまり・異臭排水口の流れが悪い、排水口から異臭が生じている状態です。B温度調整できない水栓の温水・冷水の切り替えやサーモスタット水栓の温度調整ができない、ぬるい温度になるなどの不具合が生じている状態です。Cその他動作チェックで確認したその他の不具合を記載します。2.劣化事象の判断基準次の事象を確認した場合に、チェックシートの記号を丸で囲みます。aひび・破損水栓、シンク、カウンターなどにひびや破損が生じている状態です。bがたつき水栓のレバーや本体、シンク、カウンターの据え付けががたついている状態です。※漏水水栓とシンクの接続部、トラップと排水管の接続部、水栓から水漏れが生じている、キャビネットの内部が濡れている状態です。3.補修の判断基準～5築年数～10～15～20～25～30補修の判断基準共通動作に異常がある場合、製造元等の問合わせ対応が必要です。劣化事象がある場合、交換の提案をします。○○築約25年以上の場合、設備リフォームの要望を確認します。今後の住宅の活用期間の予定に応じて、改修を提案します。4.検査方法水栓や排水などの動作確認、不具合についてのヒアリングを行います。設備機器本体の劣化事象は目視で確認します。―72―