タイトル:現況検査手順書

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概要

現況検査手順書 の電子ブックです。平成30年2月発行 編集・発行 循環型住宅ビジネスモデル協議会

6-2蟻害(地盤)1.劣化事象の判断基準次の事象を確認した場合に、チェックシートの記号を丸で囲みます。a蟻道・蟻土基礎や束石に沿って、地面から泥のような道が生じている状態です。木部の周りに土のような塊が付着している状態です。特に屋内側に生じます。b空洞音・食痕木部をハンマーやドライバーで叩くと空洞音がする状態です。食痕は木部の周りに土のような塊が付着している状態です。特に屋内側に生じます。2.補修の判断基準~5築年数~10~15~20~25~30補修の判断基準共通しろあり駆除の専門業者(※1)による調査を提案します。点検で判明した範囲に応じて、補修を提案します。接合部や耐力壁など耐震に関わる部分は、耐震上支障がないように補修を提案します。○築約15年以上の場合、防蟻剤の再施工を行っているか、確認します。(※1)※1日本しろあり対策協会の登録事業者※2防蟻剤の施工保証等の有無も併せて確認します。3.検査方法建物外周から、確認可能な範囲で目視や触診します。蟻害の事象がある場合、専門業者による詳細点検を行います。―70―