タイトル:現況検査手順書

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概要

現況検査手順書 の電子ブックです。平成30年2月発行 編集・発行 循環型住宅ビジネスモデル協議会

4-2水しみ(内装)1.劣化事象について(内装)天井と壁に生じた雨染みは、屋根や、天井より上の外壁等のシーリングの破断から侵入した雨水、内部結露、配管からの水漏れや結露など原因が考えられます。漏水が生じている場合は、降雨時や生じやすい季節、設備の仕様に関連していないかなどヒアリングして確認します。(窓枠)サッシ枠廻りの断熱不足より寒暖差で生じた結露、雨水の吹き込みよる水しみがあります。(床下・小屋裏)床下の結露や水漏れによる木材の水しみ、小屋裏に雨水が侵入したことによる水しみがあります。2.補修の判断基準~5築年数~10~15~20~25~30補修の判断基準共通漏水の範囲に応じて、補修を提案します。(※1)(※2)○○築約25年以上の場合、その他の改修の要望を確認します。今後の住宅の活用期間の予定に応じて、補修を提案します。(※1)3.検査方法※1劣化箇所の近くの外装や内装に、腐朽がある場合、関連がないか注意します。腐朽、構造材、防水材の不具合については、それぞれ「腐朽」「構造」「水しみ・漏水(外装)」のチェック欄に記載します。※2目視できない部分に防水材の劣化、設備配管の破損等の可能性がある場合、仕上げ材等を解体する調査を含め、補修の提案をします。水しみの原因と、建物の構造に安全上の支障が生じていないか、軸組の目視・触診調査を行います。【詳細検査】補修の判断基準―67―