タイトル：現況検査手順書

概要

現況検査手順書 の電子ブックです。平成30年2月発行 編集・発行　循環型住宅ビジネスモデル協議会

3-1防水層のトップコート1.劣化事象の判断基準次の事象を確認した場合に、チェックシートの記号を丸で囲みます。aひび網目状にひびが入っている状態です。bガラス繊維露出FRP防水のトップコートが薄くなり、ガラス繊維が見えている状態です。c塗膜のはがれ皮がめくれるように塗膜の層がはがれている状態です。dチョーキング（手に粉が付く）表面が粉状になることをチョーキング現象といいます。手でこすり、粉化した顔料の付着から劣化の度合いを診断します。2.補修の判断基準～5築年数～10～15～20～25～30補修の判断基準共通○築5年以内、もしくは再塗装後5年以内の場合、部分補修の希望をたずねます。○築10年前後、もしくは再塗装から10年前後の場合、塗替えを提案します。○○築約25年以上の場合、再施工の要望を確認します。今後の住宅の活用期間の予定に応じて、高圧洗浄や改修を提案します。3.検査方法バルコニー上で目視調査します。―44―