タイトル：現況検査手順書

概要

現況検査手順書 の電子ブックです。平成30年2月発行 編集・発行　循環型住宅ビジネスモデル協議会

2-1-1瓦1.劣化事象の判断基準次の事象を確認した場合に、チェックシートの記号を丸で囲みます。aひび台風の飛び石などによる外的な要因により、瓦に連続したひびや貫通したひび割れが生じている状態です。※釉薬のみに細かいひび（ヘアークラック）が入っているものは除きます。ｂ欠け瓦が欠けている、割れた小口が見えている状態です。ｃ［C1］漆喰のはがれ棟等の漆喰にひびが入っていたり、はがれたり、崩れている状態です。ｄずれ強風や地震などで、留付けられていない瓦や留め付けがずれ、かぶせ寸法などが狂い、瓦の通りが真っすぐでない状態です。2.補修の判断基準【外装】補修の判断基準～5築年数～10～15～20～25～30補修の判断基準ab共通○○部分補修を提案します。築約25年以上の場合、葺直しの要望を確認します。c漆喰のはがれ○再施工10年超部分補修を提案します。築10年前後、もしくは面戸漆喰の再施工から10年前後の場合、漆喰の再施工を提案します。○○築約25年以上の場合、葺直しの要望を確認します。今後の住宅の活用期間の予定に応じて、高圧洗浄や改修を提案します。dずれ○○ずれの範囲に応じて部分補修と全面補修を提案します。築約25年以上の場合、葺直しの要望を確認します。3.検査方法梯子を屋根にかけたり、バルコニーなどからカメラ付き伸縮棒を使い目視調査します。―25―