タイトル:住宅省エネルギー技術 常設研修テキスト 木造軸組工法の断熱施工 令和4年8月 全国(4~7地域)版

ページ
19/28

住宅省エネルギー技術 常設研修テキスト 木造軸組工法の断熱施工 令和4年8月 全国(4~7地域)版 の19ページ目の概要です。

各ボタンで、目的のページを開いてください。

概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術常設研修テキスト 木造軸組工法の断熱施工 全国(4~7地域)版 令和4年8月 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

4-2.開口部まわりの気密施工開口部まわりは特に隙間が生じやすい箇所ですので、気密に十分に注意して施工します。防水テープ(防水気密テープ)をサッシの四周のフィンの上から貼り、外壁の気密層と連続させます。「防湿フィルム~乾燥木材(柱)~防水テープ~サッシのフィン」で、気密層が連続するように施工します。開口部まわりの気密施工施工手順は、以下のとおりです。 ①窓台に先張防水シートを施工する。 ②サッシ枠を躯体に取付ける。 ③防水テープを、下→左右たて→上の順に施工する。   下:防水テープ(片面)、左右たて・上:防水テープ(両面) ④壁面に透湿防水シートを施工します。  サッシ下は、透湿防水シートを先張防水シートの下に差込みます。開口部まわりの気密施工の手順サッシまわりの防水テープは、気密テープを兼ねます。透湿防水シート防水テープ(両面)構造用合板等防湿フィルム横断面図縦断面図透湿防水シート先張り防水シート防水テープ(両面)防水テープ(両面)防湿フィルム(片面)サッシ上部・左右サッシ下部17