タイトル:住宅省エネルギー技術 常設研修テキスト 木造軸組工法の断熱施工 令和4年8月 全国(4~7地域)版

ページ
12/28

住宅省エネルギー技術 常設研修テキスト 木造軸組工法の断熱施工 令和4年8月 全国(4~7地域)版 の12ページ目の概要です。

各ボタンで、目的のページを開いてください。

概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術常設研修テキスト 木造軸組工法の断熱施工 全国(4~7地域)版 令和4年8月 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

断熱材を充填する柱間や横架材間に適したサイズの断熱材がない場合は、適宜長さや幅を切断してから施工します。開口部まわりは、切断する作業が多く発生します。写真 繊維系断熱材の切断断熱材を入れる躯体寸法① 繊維系断熱材を切断する場合は、隙間ができたり垂れ下がらないように、少し大きめに切断します。繊維系断熱材の寸法② 防湿フィルムを一部はがし耳の部分を30mm 以上残して、断熱材を切断します。繊維系断熱材の切断方法③ 防湿フィルムの出(耳の部分)を四周確保します。h防湿フィルム防湿フィルムh+100㎜程度防湿フィルム30㎜以上30㎜以上防湿フィルムh+ 上下共に20㎜程度防湿フィルムの耳がないと、防湿フィルムが連続せず、隙間から湿気が壁体内に入ってしまいます。断熱材の最適寸法は、枠の内法の他、断熱材の密度によっても異なります。グラスウール16K の耳を除いた断熱材部分の寸法の目安:・高さ方向(階高程度) =内法h+上下各20mm程度・幅方向=内法w   +左右各5mm程度参考例3-3.繊維系断熱材の切断寸法10