タイトル:地域型木造住宅取組事例集 西ブロック編

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概要

地域型木造住宅取組事例集 西ブロック編。平成28年3月 一般社団法人 木を活かす建築推進協議会

グループの特徴的な取組・PRポイントb.【地域の景観に寄与する技法と先進的技法との融合】当地域の景観に寄与する和風建築を推奨するのは、もちろんではあるが、常に最新の技法・技術・工法等を研究し、又、見学会等も開催し、最新生産技術の導入に努める。(特にスケルトンインフィル)加えて県内外の他グループとの意見交換会を行い、知識、技術を研究する。c.【地場産業の石州瓦の使用に関する取組】当地域は石州瓦の有名な産地であり、屋根材として石州瓦葺きを標準仕様とし、景観の統一化を目指す。又、そのことにより地域の産業の活性化に寄与し、地域経済の発展となるように努める。石州瓦を屋根材として使用すると、「重い建物」になり、構造材が大きくなり建築コストも上がるが、島根県及び大田市の石州瓦使用に対する有利な補助金制度もある。金属屋根等の他の屋根材との比較表を作成し、施主に分かり易く石州瓦の長所、利点を丁寧に説明する。d.【地域の町並みに対する取組】当地域には世界遺産に登録された「石見銀山遺跡」があり、伝統的建造物群保存地区及びその周辺にそのバッファゾーンが存在する。よってその町並みに対する景観は厳しく規定されている。伝統的建造物群保存地区及びその周辺のバッファゾーンの規定の勉強会を、行政も交えて開催、研究し、今後当該地区に「しまねの木活用住宅「かいてきないえ」」の新築物件がある場合に備える。規定を遵守した設計、施工が出来る技能者の育成にも積極的に取り組む。補助対象住宅の建設事例(写真)外観内観083