タイトル:地域型木造住宅取組事例集 西ブロック編

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概要

地域型木造住宅取組事例集 西ブロック編。平成28年3月 一般社団法人 木を活かす建築推進協議会

地域型住宅の名称地域優良住宅「地元自慢の家」所在地鳥取県グループの名称中国地域家守りネットワークグループ番号04-0268-0368代表者所属先株式会社アート建工業種施工事務局事業者名株式会社アート建工業種施工構成員主要供給地域Ⅰ原木供給3社Ⅴ設計6社Ⅱ製材・集成材製造・合板製造3社Ⅵ施工8社Ⅲ建材(木材)流通5社Ⅶその他0社Ⅳプレカット加工5社鳥取県、島根県、広島県、兵庫県使用地域材鳥取スギ、島根県産材、岡山県産材、兵庫県産材、合法木材共通ルール当地の気候特徴として、多雨多湿の日本海型気候があげられます。夏季より冬季の降水量が高く、冬季は寒く、多湿という厳しい環境が特徴です。よって、当グループにおける地域型住宅では「雪による湿気に強く、冬の高湿度でも快適に暮らせる事」「メンテナンスがしやすい事」を重視しております。具体的には、基礎高を地盤面から450mm以上の高さとすることをルールとして設定しています。また、施工された建物の性能・品質が担保されるよう、長期優良住宅の性能基準とするとともに長期優良住宅の認定に際し、第三者機関の検査を受けることを義務付けております。地域材の選定にあたっては、当グループの地域特性から鑑み、下記の4条件を満たす地域材を選定しています。1多湿地域であるため湿度に強い建材であること2地域材として各種証明が取得できること3入手が継続的で、かつ、容易であり、普及価格帯であること4森林・林業の再生に貢献できること上記4条件を満たす地域材として、鳥取県産材の認証を受けたスギ材の利用を原則としています。ただし、地域材の需要増加から産地証明が明確化されている県産材及び合法木材も活用できる事としています。078