タイトル:地域型木造住宅取組事例集 西ブロック編

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概要

地域型木造住宅取組事例集 西ブロック編。平成28年3月 一般社団法人 木を活かす建築推進協議会

グループの特徴的な取組・PRポイント■兵庫の地域住宅『ひょうご木のすまい』は地震への強さを確保した上で、民家の特徴である大きな開口部(窓)と深い軒、そしてつながりの間取り等、暮らしを考えた設計・デザインに加え、街並みにも配慮した住宅を提供。■地域材供給の流れ山主素材師原木市場製材所製品市場小売業県産木材・構造/建材/建具などの開発供給しそうの森の木(生産業者・製材所・工務店による協同組合)・流通会社その他供給体制・設計(各社の設計部、構造設計)・保証保険(ハウスソリューション)従来の木材の流通山の手入れ費用の還元木材流通の簡素化によるコストダウン及び山への還元を実現工務店(ひょうご木のすまい協議会)加盟工務店エンドユーザー■地域材の商品開発の具体的事例■部留まり向上・断熱材入り屋根パネル(販売中)・集成の杉フリー板(販売中)・集成枠材の注文受注(研究中)・県産木材による建具(販売中)■ブランド力向上研究・KD材に変わる天然乾燥である、輪掛け乾燥~低温人工乾燥での“信頼のおける天然乾燥技術”※(株)しそうの森の木中心に研究中補助対象住宅の建設事例(写真)南に面した〝への字〟に屈折した敷地。裏山の景色を損なわぬよう、街並みにも自然にも溶け込むようへの字の平屋とした。家の中心に、家族や友人が集えるように広々としたリビングダイニング゙。室内は兵庫県産の杉をふんだんに使用、さらに木材を柿渋で染めている。南向きの大きな開口からは、障子越しに太陽の光が射し込み、薪ストーブが家全体を暖める。外観内観065