タイトル:リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編

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概要

リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会

リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ現場編施主の印象完成時には、予定通りの設備機器が取り付けられ、きれいになった状態で施主検査が行われ、スムーズに引き渡されるものと思っている。その結果気になる傷や汚れがたくさんあると施工が上手ではないと思われ非常に細かく指摘される。社内検査を厳格に行い、そこで見つかった傷や汚れは修正してから施主検査を受けるようにしましょう。施工ミスは自己申告させるようにしよう仕上げの施工不良が、完成後に招いた友人などによって指摘されると施主の満足度は急激に低下します。それがいくつか見つかると、ほかにもそうした施工不良が残っているのではないかと疑われ、建物全てに疑念が生じてしまいます。施工ミスは、施工を行った職人自身が認識していることがほとんどです。引き渡し直後には発覚しなくても、数か月経って少し乾燥が進んだ際に症状が現れることがあります。竣工時点で懸念のあるミスを犯しているのであれば、その旨を隠さず現場監督に報告させる体制を作れると良いでしょう。引き渡した当初は気づかなかったクロスの切り込みが、少し経ったときに目立ってきたところ、招いた友人に指摘され、施主は怒って修正を依頼。張り直しに来た職人が「あ、ばれちゃいました?」と一言。さてどうなったでしょう。67