タイトル:リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編

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概要

リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会

リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ現場編23工程管理の基本「PDCAサイクル」計画や設計が終わり、施工が始まれば問題なく進むとは言えないのがリフォームです。解体を進めたら劣化が出てくる可能性が高く、その対処を迅速に行わなければならない状況になります。PDCAサイクルを繰り返すことにより、工程管理や品質管理が継続的にできるようになるといわれます。P(Plan・計画)各作業の適切な時間の把握と決定、全工事が期限内に納まる工程の作成などA(Action・改善)工程とずれていればその原因を探り促進や調整を行うD(Do・実行)Pで作成した工程表に基づいて工事を行うC(Check・評価)進捗状況と工程表を比較するリフォーム工事の場合、想定外の劣化事象などが見つかれば、急にその回転を速め、できるだけ工程に影響を与えないような対応が必要となります。初めての事象に対処するためには調査・検討・検証を経て、補修計画・補修工程などを作成し、それに応じた見積りを作成する必要があります。そしてその承認を得た上で、材料調達や工事の段取りを行はなければならないため、大幅に時間がかかってしまいます。この時間を短縮するためには、構造、断熱、劣化などに関する知識と情報を集め続け、応用力を向上し、この症状の場合はこう補修するといった想定をしておけると良いでしょう。45