タイトル:リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編

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概要

リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会

第1章施工時の心得(戸建て住宅)12施主と営業(設計)の打ち合わせ内容を確実に施工に伝えよう現場が進行していても、施主との打ち合わせにより追加や変更は生じます。その伝達を忘れると施主の望んだものが出来上がらないためトラブルになり、修正のための時間と手間とコストがかかってしまいます。営業から設計、施工管理、アフター対応まで一人の人間が行う場合以外、それぞれの職分で仕事を行います。施主にとっては、営業を皮切りに設計、施工へと対応窓口が移り替わっていきます。窓口が移り替わっても、決定した情報は全ての関係者に周知されるものであると思っていますし、当然そうあらねばなりません。しかし変更内容を伝え忘れたり、受け取り方で勘違いをしていたり、思い込みで工事を進めたりすると、元の図面のまま建物が出来上がってしまいます。その場合、全体像を把握しているのは施主だけという状況で、現場監督に誤りを伝えても、把握していないため、「図面通りです。」という回答になります。施主としては、らちが明かないため、確認の電話を営業や設計に行い、誤りの解消に尽力しなければいけなくなると「なぜ素人の自分が、プロが犯したミスの指摘や是正の説明を一からしなければならないのか?」という大きな不満を抱きます。設計からの引き継ぎや図面の変更など、意匠図と構造図の整合性などにも注意して、確実に現場に伝わるよう、営業や設計との情報共有の方法や確認方法の仕組みを検討し、普段からそれを守れるようにしていく必要があります。変更してください変更されてない!あれ?全部が不安になってきた大丈夫なんだろうか?承知しました営業施工聞いてませんよ30