タイトル:リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編

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概要

リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 現場編 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会

第1章施工時の心得(戸建て住宅)11追加工事などで「面倒くさい」は禁物施主との会話の中で、手間のかかる要望が出てきた際につい出てしまいがちな言葉ですが、「面倒くさい」と言ってしまうと、やりたくないという響きが感じられてしまいます。誰でもできる仕事であれば依頼はされません。面倒くさい仕事をして費用を頂いているのですから、現場監督だけでなく、協力業者、作業員含め「面倒くさい」という言葉は使わないように心がけましょう。施主要望の追加工事について手間のかかる仕事であれば、費用や時間が余計にかかる旨を具体的に説明し、まずは施主が判断できる材料を作成することを理解いただき、見積りや工程表など検討できる材料を提示します。この他、現場を解体してから現れる劣化などがあります。これをできるだけ減らすためにインスペクション能力を駆使して推測し、想定内に納めることが、無用なトラブルを防ぐためには必要です。しかし、読み切れないこともあります。その場合、まずは現状の報告を行い対応案と見積りなど、施主が判断できる情報を提示します。いずれの場合でも、施工者側で判断して方針を決めたりせず、施工が可能か否かの検討を行い、技術的に可能な工事であれば、その内容を説明し、費用や工期の条件を提示して、施主に判断してもらえる状況を作り、決定いただくと、自分で決めたことですので、そんなつもりではなかったといったトラブルにならないのではないでしょうか。追加できませんか?こんな風に面倒くさいなぁ28