タイトル:リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 準備編

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概要

リフォーム現場のトラブル回避ノウハウ 準備編 の電子ブックです。一般社団法人JBN・全国工務店協会

第5章専有部分のリフォームを中心に(マンション)11現地調査マンションの専有部分と共用部分マンションは一般的に、躯体部分、外部開口部、縦配管、情報・警報機器等は共用部であって、区分所有者である施主が自由に改変できない部分です。図の青色部分が専有部として工事が可能な範囲となります。専有部共用部リフォーム工事に当たり、天井や壁、床などを撤去した際、躯体部分にひび割れが発生しているなどの著しい劣化が見つかることがあります。本来工事範囲外ではありますが、対応を誤るとトラブルにつながります。これは、着工後、解体が進んだ段階で発見されるため、当然見積もりには含まれていないこと、区分所有者の責任範囲外であることから対処を行うか否かの判断が必要となります。原則として、管理組合に報告を行う必要がありますが、これについては、年代による違いの項(P78 ? 79)を参照してください。1専有部分と共有部分の区分を把握して下見を行う。2内部仕上げに現れていない劣化症状が、解体工事後に見つかることがある。76